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2010年1月10日再開設。 現在海外赴任中。 普段の生活や会社生活で思いついたことなどを書いていきます。
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久しぶりになってしまいましたが、最近読んだ本のご紹介です。

今回は"生物と無生物のあいだに"という本です。

これは福岡伸一というかつてハーバード大学で研究員をやっていた方が書かれた本で、最先端の研究をやっていた方が書かれたということで、内容自体はかなり難しいものが含まれています。正直最近読んだ本では一番頭を使って読んだ本でした。

しかし、それ以外のところでも非常に興味深い話が載っています。まずは日本では偉人として有名な野口英世の本当の評価についてです。自分は若干この関係の話を聞いたことがあったのですが、実際はそれよりもずっと自分が聞いていた人物像とは異なっていました。ここでは詳しくは書きませんので、興味のある方はぜひ読んでみてください。ショックを受ける方も多いのではないでしょうか?

また、最先端の研究所における環境についても、非常に詳しく書かれていて、普段は知ることのない研究者たちの生活を垣間見ることができます。そしていかに研究成果を発表することが難しいかということが分かります。これでもかという裏付けがなければ信用してもらえない厳しい社会のことを知ることで、我々が学べることは多いと思います。

自分はどちらかというとこの本を哲学書のように感じて読みました。生物とはいかに定義されるものであるかということはまるで哲学を考えているように感じました。

ちょっと内容の難しい所のある本ですが、それ以外にも興味深い所はたくさんありますので、是非読んでみてほしい本です。

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