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2010年1月10日再開設。 現在海外赴任中。 普段の生活や会社生活で思いついたことなどを書いていきます。
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日本での会社生活から海外での会社生活へ…。
環境が変わると色々と気付くことがあります。

まずは海外で働いてみて最初に気付いたことを書いてみました。


まずは簡単に自分の環境について説明したいと思います。
自分は日本の会社で働いていたのですが、今回イギリスの会社と一緒にプロジェクトを進めることになり、こちらに派遣されることになりました。

一般的に日本から海外に派遣されるとき、働く環境は大きく2つに分かれるかと思います。
1. 海外支社のような事務所で労働する。
2. 海外で協力する会社に駐在して労働する。

2の場合も2種類あり、1つは個室をあたえてもらい、そこを中心として行動する環境。そしてもう一つは海外の会社の従業員と机を並べて仕事をする環境です。

自分の環境は2の後者なのですが、これは自分にとって非常にいい環境であると思っています。なぜならイギリスの会社の従業員が、実際にどのような環境でどのように働いているかを見ることができるからです。

さて、このような環境で働いてみて気付いたことは、イギリスの会社には本当に年功序列といった考えがありません。若くしてリーダーとなり出世していく人もいれば、今の仕事に満足し、定年までその仕事を続けている人もいます。

また、これにより、働く量や時間も人それぞれです。若くしてリーダーとなる人はバリバリ働き、たくさんの業務を抱え、結構遅くまで働いています。これに対して、特に出世するつもりもない人は、いつも早く帰ってしまったりします。

みんなの仕事量を均一化し、みんなが同じ時間まで働くことを前提としている日本の会社が多いことを考えると、考え方が根本的に異なっていることだと思います。

もうひとつがマネージャーのあり方です。自分は今技術系の会社で働いており、こちらも技術系の会社なのですが、リーダーやマネージャーといった立場にある人が本当にマネージングに集中しているように思えます。
日本の技術系の会社の多くてでは、マネージャーという役職にありながら、結局やっていることは技術者の業務であり、マネージングができていない人がたくさんいるように思えます。

自分はこれらのことは人材を適材適所に配置することについての考え方の違いだと思っています。

イギリスでは基本的に人はそれほど大きく変わらないとして、その人に会ったポジションに置くことにしているように思えます。見込みのある人にはそれに応じた地位と責任を与え、そうでない人にはそ比較的に簡単な仕事を与えるといった感じです。
これに対して日本では一般的な、年功序列を採用している会社では、勤続年数によってポジションはおおよそ決まっており、そのポジションに応じて能力を変化させていくように求められます。

結局両者の目指しているものは一緒なのですが方法論は全く異なっているのですね。
組織論については日本とイギリスで異なっていると思うことが多く、これについてはまた別の記事で触れたいと思っています。



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