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2010年1月10日再開設。 現在海外赴任中。 普段の生活や会社生活で思いついたことなどを書いていきます。
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こちらで仕事をしていると、イギリスと日本では働き方に関する考え方が大きく異なっていると感じることが多くあります。

その一つにシステムの構築があります。例えば、こちらの会社では仕事を始めるとき、まずシステムをきっちり構築してから始める傾向が強いように見えます。システムを作るための初期投資は高くなりますが、一度構築すれば後は効率的にできることになります。

これは対して日本では、一般的に言って、個人の能力や努力に頼りがちな所が多いように思えます。また最近では残業の削減といった理由などから、システムを構築しようとする動きは多いものの、なかなか上手く行っていないこと多いのが現状だと思います。

日本では全体主義が強いし、全体的に勤勉な人が多いので個人に頼ってもそれほど問題がなかったりもしますし、また、誰かが自分の仕事をやらなくても他の人がやってしまうことも多いため、システムがなくても致命傷になることは少なかったりします。

しかし、こちらでは色々な国の人が混ざって働いていますし、決められた自分の仕事以外は全くやらない(こうしないと残業は無くならないのですが)ので、きちんとシステムを作っておかないと仕事にならなくなるといった理由があるのかもしれません。

また別の理由として人材の流動性の問題もあるかもしれません。日本でシステムを構築しようとすれば、システムを構築する部署を作って(既にあればそれを利用して)作業をすることになると思いますが、システムの構築においては最初はやることが多く、膨大なリソースが必要となりますが、それが終わればそれ程リソースは必要ないことになります。

そうした時に人材を流動的に動かせる環境でないと、このリソースの変動について行けないことになります。社員の異動(社内でも)があまり一般的ではない日本の会社ではとりあえず最小限のリソースを確保してやろうとしてしまいがちになるので、最初のリソースがいる段階で人手が足りなくなり、満足のいくものができないように思えます。

こちらでは人材が非常に流動的で、プロジェクトの立ち上げ時にはシステムの構築などに大量の人が当てられますが、それが終わればその人たちは別の部門に配属されます。実際にこちらでは部門分けがかなり大雑把なのですが、これは人材の流通をしやすくするためかもしれません。

システムがなくても何とかできてしまう日本人の能力が逆にシステムを構築するときの弱点となっているというのは何とも皮肉に思えてしまいますが、これからは個人の能力だけに頼ったやり方ではやっていけなくなるのは目に見えています。

システムを構築し、作業を効率化することで日本人の勤勉な性格をもっと別の所で生かせるようにして行くべきだと思っています

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