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2010年1月10日再開設。 現在海外赴任中。 普段の生活や会社生活で思いついたことなどを書いていきます。
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組織の中で物事を決定するのは本当に難しいことですよね。

立場が変われば、意見も変わり、みんなが納得するような結論を導くことはまず不可能であるようにも思えます。

ここでは自分が考えた物事の決め方について書いてみました。

会議などで今後の方針を決めたりするときに、とにかく議論を収束させて、結論を出すことを優先することがよくあります。また、ちょっと議論が膨らみそうなことを言うと、時間が無いのでその話はまた後で、といって話が発散しないようにすることもよくあるのではないでしょうか。

最近は不況のあおりなどから、業務時間が短縮化されることが多いことから、会議時間が制限される傾向にあり、会議は1時間までというような方針を立てられている会社も多いと思います。

自分も会社生活において、不要な会議がたくさん行われており、それらに関しては廃止したり、簡略化したりするのは効果的であると思っていますが、かといって全ての会議をひとくくりにして、時間が短ければいいということは少々短絡的であると思います。

自分は物事の決定プロセスにおいては、

1. 自由なアイデア出し
2. 初期検討による複数案の選び出し
3. 追加検討による絞り込み
4. 結論

というように、発散→収束のプロセスをたどることが重要であると考えています。ここで重要なことは一度発散させるプロセスを踏むということで、これをせずに収束のプロセスだけを重視すると物事がマンネリ化し、新しい発想が出ないどころか、思わぬ落とし穴にはまることになります。

かといって好き勝手に発散させては、当然おさまりがつかなくなってしまうので、発散と収束の会議を別々にするとか、そうできないときは時間を配分するなどして、コントロールする必要はあります。

忙しい中、少しでも時間を短縮するために素早く結論を出して、すぐに行動した方がよいと考えたくなるのは分かりますが、検討不足で二度手間になって余計な時間を費やしてしまうことも非常にもったいないことです。いかに発散→収束のプロセスを短くできるかが会議の進行者の手腕を問われるところになるのではないでしょうか?

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