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2010年1月10日再開設。 現在海外赴任中。 普段の生活や会社生活で思いついたことなどを書いていきます。
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日本にいたときから、いかにしてチームとして成果を上げるかということについて考えていましたが、こちらに来て海外の会社における組織のあり方を見て、改めて組織論について考えるようになりました。

最初に海外から日本の最近の政治の様子を見たときの感想を書いてみることにしました。


現在の総理大臣の鳩山由紀夫氏を見ていると、組織の在り方について考えさせられます。

まず自分の考えとして、リーダーに必要とされることには、
  • 明確に組織の進むべき方向を示すこと
  • 強いリーダーシップを持ち、責任を持って組織を動かすこと
が挙げられると思います。

まず前者に関してですが、彼の言葉を見ていると、理想論、理念ばかりですべて抽象的なものであるように思えます。(友愛社会の実現など)

例えばあなたの上司が、働きやすい会社にしたい、生産性のある現場にしたいということを言う人だったらどうでしょう。確かに言っていることは間違ってはいないのですが、じゃあそのためには具体的にどうするの?と思うのではないでしょうか。 そこを明らかにして、明確に示すことがリーダーとしての役割であると思っています。

また、目的を達成するために具体案を出すということは、必ず反対意見が出るということです。すべての面から見ても全く問題が無い解決策というものはまずありません。反対する側の人たちと対話しながら、自分の信じる方向に部下を導いていく必要があります。このため、リーダーには2番目の能力が要求されます。これについては、現在の総理大臣には全くないことが明らかではないでしょうか。 (これは普天間基地問題における現在の迷走を見るとよく感じます)

また、野党時代に言っていたカネと政治の問題に対しても、自分やその身内に問題が生じてからというもの、言い訳ばかりが聞こえてきます。 これに関しては言うまでもなく、発言に整合性ないと、信用を失うのは当たり前のことですよね。

しかし、彼がそれほど特別だと言うわけでもなく、このような人は結構周りに見つかったりするものではないでしょうか? 案外日本では無責任ということが追及されない環境があるように思えます。しかし、自分にとってリーダーにとってもっとも重要なことは問題があったときにきっちり責任をとることであり、この義務こそが、権利(権力)を行使することの対価であると思っています。

今後彼がどのようにして責任を果たすのか、ぜひ見てみたいと思っています。

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