イギリスでの食事

イギリスの食事はおいしくないって言われることがよくありますよね。

実際にはどうなんでしょう?

自分が生活してみて、気付いたことを書いてみました。

食事の合う、合わないは個人差が大きいと思うので、ここではあくまで自分に対してのことなんですが、イギリスで外食をすると、

• 料理の種類が少ない
• レストランが少ない
• くどい(重い)料理、揚げ物が多い
• 値段が高い

といったことを感じます。

イギリス料理を食べようとすると、パブに行くことになるのですが、どこに行っても同じようなメニューしかありません。大体3～4回ぐらい行くとまた同じメニューを頼むことになります。

また、レストランの種類についても、パブを除けば、中華料理、インド料理(カレー)、タイ料理のレストランが一般的で、街の中心に行けば、スペイン料理やイタリア料理などもあったりするのですが、車でちょっと郊外のレストランに行こうとすると大概上記の4つ(パブ、中華、インド、タイ)に当てはまるところになってしまいます。

料理の多さ、重さについてはかなり個人によって変わるところがあると思いますが、自分はあまり揚げ物が得意ではないので、イギリスではかなり大変な思いをしています。というのも、どの料理にも基本的にはチップスという日本で言うフライドポテト(しかも太くて多い!)が付いてくるのが一般的です。日本でいえば定食にご飯が付いてくる感じでしょうか。自分の考えからするとこんなに揚げ物を食べるなんて考えられない…という感じなのですが…。イギリスでは中華のビュッフェでもチップスが置いてあります。(ご飯も置いてありますが)

また、最近は為替ルートも大分変わったので(円高になったので)、日本円に換算した時にびっくりすることも少なくなったものの、それでまやはり外食するとかなり高くつきます。イギリスでは人件費が高いようで、スーパーでの食材はそれほど高くないものの、人の手が加わると途端に高くなることがあります。以前、ロンドンのカフェで昼に軽く飲み物を飲み、サンドイッチを食べただけでかなりの額になったのですが、それほど珍しいことではありませんでした。

というわけで、最近はもっぱら家で自分で作っています。それほど遠くないところに大きな中華食材屋があり、そこで色々な種類の日本食材を手に入れることができるのでかなり助かっています。

何か、イギリス料理の悪いところばかりになってしまいましたが、たまに来る嫁はイギリスの料理はおいしいと言って喜んで食べているので、これはやっぱり人によるのかもしれませんね。