悪い面ばかり見ない

最近はなかなか明るいニュースを見ることがなくなったような気がします。

こういった雰囲気の中ではついつい物事の悪い面ばかりに目が行ってしまいがちです。

しかし、悪いこともあれば良いこともあるのが世の常です。一見悪いことに見えるものでも、見方を変えてみれば、良いことに見えることもあるものです。

例えば、新しいことにチャレンジするときも、悪いことを考えれば失敗して痛手を負うというリスクがあります。しかし、見方を変えればそのリスクを取れば現状維持では得られなかった新しいものが得られる可能性があります。

確かにリスクの評価というのは非常に重要ですが、リスクの大きさとそれにより得られるであろう成果の評価をしっかりして、リスクを冒す価値があると判断された場合は、覚悟を決めて飛び込む必要があります。

リスクを怖がってそれを言い訳にし、やらずにいることは一見正しい判断をしているように見えるものです。しかし、このような石橋を叩いて渡らないという態度はせっかくの成長する機会を逃しているということもなります。

特についつい物事に対して慎重になってしまいがちな日本人にとっては、これからの時代、とりあえず川に飛び込んで泳いでから考えてみるといったぐらいの強い行動力が必要になってくると思います。

物事の悪い面ばかりではなく、良い面もしっかり評価し、リスクを取る判断をしていくことが、またそういう判断をしようとすることが今後ますます重要になっていくと思います。