対価を払う

インターネットが発達したことで、たくさんのものが無料で利用できるようになりました。ニュースを見たり、辞書で単語を調べたり、地図で場所を調べたり…。

しかし、その反面、本来無料でないはずのものも無料で利用することができるものもあります。

こういったものは音楽やソフトウェアの違法ダウンロードだったり、映画の海賊版の無料配布だったりしますが、今でも探せばこういったサイトはまだたくさんあります。

これを利用する人にとっては、色々な言い分があり、設定価格が高すぎるからだとか、宣伝効果があるからいいのではないかとか、私的な利用なのでいいのではないかなどといったものがあります。

ここではその是非については問いませんが、自分はそのものやサービスを今後も利用していきたいと願うのであれば、その対価を支払うべきだと考えます。

無料あるいは不当に低い料金でそれらを利用することは結局それらの経営を圧迫することになり、いずれ姿を消してしまうことになるかもしれません。実際に対価を得られずに、資金繰りに困って廃れていったサービスもたくさんあります。

確かに無料で利用できるのにお金を払うのは何だかもったいないような気がするかもしれませんが、対価を支払うことで、それらのサービスはさらに発展し、よりよいサービスを受けられることにつながります。

確かにインターネットのサービスに対する値段というのは、評価するのが難しいかもしれませんが、たくさんの人が利用するものでは、比較的料金が安いことが多いですので、ホテルのサービスに対するチップのような感じで払うのが良いかもしれません。