初期投資を惜しまない

何かを始めようとした時、とりあえず初心者用の休みものを買ってみたものの、しばらくすると使い勝手などに不満が出てきて新しいものを買い直したという経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

また、初めににあまり良くない道具を買ってしまったがために、変な癖が付いてしまったり、それによって上手く出来ずに面白くなくてやめてしまったという経験をしたことがある人も多くいるのではないかと思います。

このように、物事において初期段階というのは非常に重要なものです。最初に適当にやってしまうと、後からそれを正そうとするのに多大な労力を払わなければならなくなるということは良くあるものです。

そういった意味で、初期投資を必要以上に惜しまないということは非常に重要なことになります。後から考えてみれば、最初にきちんとした初期投資をしておいた方が、結局安くついたと思うことは多いものです。

しかし、だからと言って本当にやり続けるかどうか分からないものに毎回きちんとした初期投資をするということも難しいものです。そのため、そういった場合は最初に使用期間を設定し、それに応じて限られてコストの中でやってみて、それから継続するかどうかを決めるといった方法があると思います。

一番良くないのはこの使用期間を決めずに、だらだらと中途半端に続けてしまうことです。やるならやる、やめるのであればきちんと手を引くということを、どこかの時点できちんと決めることが重要であると思います。