フィーリングに頼りすぎない

何をするのにもフィーリングというのは非常に大切です。

いくら理論的に正しいからといっても、全くフィーリングが合わないのであれば、それはその人にとって合わないものであったりします。

しかし、そのフィーリングに頼り過ぎて物事を進めてしまうと、上手く行っているときはいいのですが、一度悪くなった時にその原因が分からずに長期のスランプに入ってしまうことがあります。

また、壁にぶつかった時に、何が悪いのか分からないのでどのように乗り越えたらいいのか分からなくなってしまうという可能性もあります。

自分はスランプや壁にぶつかったりすることが必ずしも悪いことだとは思っていません。むしろ成長するためには重要な過程だと思っています。

しかし、やはりこういった状況で必要以上に苦しむのはつらいものです。このような時に重要となるのはいかに自分の行動や考え方が理論的に理解できているかです。

この理論的に説明できる部分が多ければ多いほど、それだけ不調になった時も原因が探しやすくなります。逆にフィーリングを基に原因を探すのは非常に難しいものですし、フィーリングで見つけた原因というのは、実は本当の原因ではなかったりもします。

スランプや壁にぶつかることの良い点は、調子が良い時には自分が気付かなかった悪い点に改めて気付くことができることです。

その機会を十分に生かすことができるようにするためにも、あまりフィーリングに頼りすぎないようにすることは非常に重要なことであると思います。