まずは自分で真剣に考えてみる

最近はインターネットを見れば本当にたくさんの情報を簡単に入手することができるようになりました。

しかし、その反面、あまり自分で物事について真剣に考えることが少なくなったような気がします。

インターネットの情報を使う時に最も注意しないといけないことは、それが玉石混合の状態であるということです。あまり注意をせずに情報を入手すると、それらが間違ったものであることもあります。

こういったことを防ぐためには、それらが正しい情報であるのか、ある程度判断できなければいけないのですが、そのためにはまずは自分の頭で考えてみることが重要になります。

情報が少ない中で考えるほど、脳はそれらの情報をうまく結び付けようと一生懸命に考えます。但し、この時にこれらの情報は正確であることが必要です。(そうでないと誤った結びつきを作ってしまうため)

こういった情報と情報、すなわち点と点を結び付けるトレーニングをしていると、誤ったものが入ってきたときもにも誤りに気付き、排除することができる可能性を高めることができます。

なぜなら既に確立された結びつきの中に誤った情報を加えようとすると、その間に矛盾が生じてしまうからです。また、逆に正しい情報を入れたはずなのに上手く結び付けることができないという場合は、既に構築した結びつきの方が間違っている可能性もあります。

こういった自分なりの考え方を持ってからインターネットの情報を利用することで、より有意義に情報を活用することができるのではないかと思っています。