スコットランド旅行2日目 3

いよいよ楽しみにしていた初めてのスコットランドでのゴルフです。

心配していた天気も回復傾向にあり、わくわくしながら受付をし、一番ホールに向かいます。

まず一番ホールなのですが、いきなり打ち上げになっていて、どこに向けて打ったら良く分からない状態です。スコアカードで距離を確認し、打ってみたのですが、近くに落ちたのかすら良く分かりません。

下の写真がグリーンからホールを見た所です。下にかすかに見えるのがティーグラウンドです。









ちなみにグリーン上からの眺めはこんな風になっています。多分グリーンすぐ後ろに海が見えるコースと言うのは他には無いように思えます。









さて、次に2番コースに行くと、今度はティーグラウンドの先がありません。









実はティーグラウンドの先が急な坂になっている打ち下ろしのコースとなっているんです。フェアウェーも平らな場所はほとんどなく、どこに落としたら良いのか良く分かりません。









ちなみにこのコースは2打目や3打目も斜面から打つことになるため、ボールが落ちた位置が良く分からず、すぐにボールがなくなってしまいました。









いつも平らな所でやっているだけにこういったコースは非常に難しいと感じます。もっと経験を積まないとだめだなとつくづく思いました。

しかし、坂が多いのはコースとしては難しいのですが、高い所から見る景色は素晴らしく、丘の上からは美しい海の景色を見ることができました。









また、海岸沿いにあるため、コースには海の近くによく群生している黄色い花がたくさん咲いていました。これが障害物になっており、ここに打ちこんでしまうとまず探すことができません。









ショートコースには海に流れ込む小川を越えていくような所もあります。グリーンの前は川や斜面、奥はすぐに車道になっており、正確な距離感の求められる難しいコースになっていました。









このコース唯一のロングホールは今までとは打って変わって、どこまでも見渡せるような真っ平らなホールとなっていました。









また、ホールのすぐ左側は荒野となっており、緑色のフェアウェーとは全く異なる枯れ草色の荒々しい風景が広がっていました。

最後のコースは1番ホールとは反対の打ちおろしとなっています。ショートコースとしては距離が長いので思いっきり打つと左の牧草地のような所に入ったりしてしまいます。

黄色や白い花が咲いているので、ここに入れてしまうとボールと区別がつかず、探すのが本当に大変です。









コースも面白いのですが、やはりここの景色の美しさに非常に感動してしまいました。美しい海や荒々しい荒野の間に挟まれてわずかに存在するこの緑の空間でプレーできるのは何だか不思議な感じがします。









また、後半には天気が良くなって、遠くにスカイ島の山々を見ることができました。









世界で最も美しいであろう9ホールと書いてあったのですが、本当にそうかもしれないと思ってしまうほど、景色のきれいな所でした。コースとしては難しくてスコアは散々でしたが、何よりここでプレーできたことが本当に良い経験になりました。

ちなみにこのゴルフコースのホームページのアドレスは以下の通りですので、興味のある人は是非見てみてください。

http://www.traighgolf.co.uk/index.html

こんなコース日本では絶対にないですよね…。