忍者ブログ
2010年1月10日再開設。 現在海外赴任中。 普段の生活や会社生活で思いついたことなどを書いていきます。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

イギリスの会社で働いてみて感じるのは、人材の多様性です。

外国人はもちろん、マネージャーやエンジニアにも女性がたくさんいますが、見ていると働きにくさを感じることなく、イギリス人の男性と同じように働いているように見えます。

翻って日本ではどうでしょうか?


最近は日本でも"ダイバーシティー(多様性)"といった言葉を聞くようになりましたが、一般的な日本の会社を見るとまだまだ日本人、それも男性だけで働くのが一般的といったところが多いのではないでしょうか。

また、多少の違いはあるにしろ、比較的似たような人材ばかりが揃っていて、ちょっと違った人がいると排斥されるか、同じように矯正されるかといったことがあったりするのではないでしょうか? 例えば、女性は結婚してやめるか(排斥される)、男性と同じように働くか(矯正される)を選択しないといけないという状況も、珍しいわけではないと思います。

こういった状況であるにも関わらず、個性を持った部下がいなくて困るとか、みんな個性をもって仕事をしようという上司がいるのも事実です。

実際に個性を持った人たちを束ねるのは大変です。同じような考え方の人を揃えた方が意見の対立も少ないですし、いちいち説明しなくても理解してくれるといったこともあって、上司としては楽だと思います。こういった理由で周りにイエスマンばかりを揃えてしまう人も多いのではないでしょうか。

日本のみで考えれば、それで特に大きな問題は無いのかもしれませんが、全く考え方の異なる人たちが存在する世界をターゲットにしていくならば、このような考え方が通用しないであろうことは明白です。グローバル化が叫ばれる現在において、この傾向はますます顕著になっていくと思います。

もし個性のある意見を聞きたいと思うのであれば、上司は苦労するのを承知で、多様性のある人材を集め、それを均一化することなく育てていく必要がありますし、個人として個性のある人間になりたいのであれば、多様性のある環境に身を置き、いつも同じ人たちと関わるだけではなく、常に色々な考えを持った人たちと関わりを持とうとすることが必要だと思います。こういったことが自分の個性を磨くことにつながるはずです。

日本ではまだ日本人の女性ですら、うまく会社で活用されていない気がします。女性の感性はやはり男性のそれとは異なっており、その差異こそ会社に"多様性"を生む原動力になると思います。まずは女性がが生き生き働ける環境を作ってみることが重要であると思います。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
最新TB
プロフィール
HN:
HIPPO
HP:
性別:
男性
職業:
会社員(エンジニア)
趣味:
色々(詳しくは記事を参照ください)
自己紹介:
職業はエンジニア。
現在海外(イギリス)赴任中です。
バーコード
ブログ内検索
カウンター

Copyright © [ 気の向くままに独り言 ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]