問題の連絡と共に対応策を提案する

問題が発生した時にそれを迅速に上司に連絡することは非常に重要なことです。

しかし、その時に同時に対策についても報告できれば、忙しい上司は非常に助かるものです。

上司には色々な情報が集まってきます。その中には色々な問題の報告も含まれますが、それら全てについて対応策を考えていては仕事が回らなくなってしまいます。

そういう状況になると、悪い報告を聞きたくなくなり、報告する方も何となく報告しにくい環境というのができてしまいます。これに対して対応策の案を一緒に提出してあげれば、上司はそれを下に判断をすることができます。

案の質にも因りますが、上司の負担が大きく減る可能性は高くなります。現状を一番知っているのはその担当者なのですからその人が考えた対応策は有効なものである可能性が高いものです。

それに対する簡単な事前検討までできているとなお良いと思います。こういったことは今度の方針を決めるときに非常に有効になります。

問題を素早く報告することは第一段階ですが、それにもう少し追加するだけで、より質の高い報告ができるようになります。但し、この時に対応策を考えるためにあまりたくさんの時間をかけすぎて、報告が遅れてしまうようなことがあれば、本末転倒になってしまうので注意が必要です。