他人に影響されすぎない

人と同じことをするとき、他の人がどうやっているかということは気になるものです。

特にそれがゲームやスポーツといった競い合うものであれば、なおさらだと思います。

例えば、ゴルフをしているとき、他の人がいいショットをしたときに、自分もそれに負けないようにしようと考えて力が入ってしまい、その結果ミスショットをしてしまうということがあります。

また、これとは別に自分一人で何かをしているときでも、現在の自分を過去の調子が良かった時の自分と比較してしまい、同じように無理をして失敗をしてしまうこともあります。

こういった意味で、常に自分のペースを正しく認識し、それに基づいた行動をすることは非常に重要なことであると思います。

これは、まずは自分のできること、あるいはやるべきことに集中するということでもあります。他人のことをあまり気にすると、こういったことに集中することができなくなるものです。そうすると他人のペースに引きずられてしまい、自分のペースを取り戻すことができなくなります。

前にも書いたように世の中の評価の多くは相対的なものですから、どうしても他のものと比較してしまいたくなるのは仕方がないことなのかもしれません。しかし、そういったことばかりに気を取られていると、自分自身の価値観というものが保てなくなってしまうことがあります。

もし、他人のやっていること、あるいは他人からの評価が気になり過ぎているように感じたら、もう一度そういったことを忘れて、自分自身の価値観について見直してみるのも良いかもしれません。