ミスのリカバリー

仕事でもゴルフでもミスというものは良く発生するものです。

もちろんミス自体を減らすことも重要なのですが、人間である以上、ミスは完全には防ぎきれないので、起きてしまったミスをどうリカバリーするかということも非常に重要になります。

ミスが発生した時というのは、ついつい劇的なリカバリーをしたくなるものです。成功確率の低い一か八かの方法にかけて一発逆転を狙いたくなるものですが、そういったことをしてもまず成功することは少なく、より深みに入っていってしまうことがほとんどだと思います。

ミスをした時に重要となるのは、まずは無理をせずにミスをしなかったときにそうであったであろう状態に近づけることだと思います。このとき、一気にそこまで行こうとするのではなく、まずはミスを片付けて、そこから元の状態に戻っていくことができるように徐々に立て直していくことが必要です。

どんなことでも調子が良い時というのは案外差が付きにくいものですが、ミスをした時のリカバリーにおいては、その方法によって大きな差が生じてしまうことが多いものです。

特にゴルフをしているとそれに気付きます。上手い人というのも結構ミスをしているものなのですが、そこからのリカバリーが上手いのであまりミスをしているように見えないのです。

前述したように、ミスは完全に防ぐことができないものであるので、それが発生しうることをあらかじめ仮定しておき、いざそうなったときにどうやってリカバリーをするのかを考えておくことは、そのときになって慌てないためにも非常に重要なことであると思います。