データから何を読み取るか

データを取ってそれをきれいに整理すると、何だか仕事をしてしまったような気がするものです。

しかし、それはあくまで準備作業であって、重要なのはそのデータから何を読み取ることができるかということです。

もちろんデータから何かを読み取ろうとするとき、きちんとした下準備をすることは重要になります。そのため、正しいデータを取得したり、生データを統計の知識を使って正しく分析するといった作業は非常に重要になります。

しかし、その作業を完了したところで満足してしまうのではなく、そこからいかに重要なことを読み取るかということにこそ力を注ぐべきです。

この部分にはその人の能力が非常に大きく作用します。同じものを見ても、それぞれの人が読み取るものは異なるものです。

鋭い人は他の人が気付かないようなことまで気付いたりしますが、こういったことができるのは日頃から色々なものに触れたり、色々な経験をすることによって感受性を高めているためであると思います。

物事を色々な角度からみることができるように案ると、新しいことに気付きやすくなると思います。そのためには幅広い知識や経験が必要となると思うので、自分も今後は視野を広げて様々なことについて勉強をしていくようにしようと思っています。