できたからといって必ずしも正しいとは限らない

何かをするときに、あまり深く考えずにやっても上手くできてしまうことはよくあるものです。

しかし、だからといって必ずしもその方法が正しいとは限らず、次に同じことをした時には失敗してしまうこともあるものです。

できてしまった時にはあまり気付かないものですが、失敗する確率が高いのに偶然できてしまったということも良くあるものです。

人の成功体験を聞くと、自分もそれに追随すれば良いように感じますが、もちろんそううまくいかないことはたくさんの人が実体験で経験していることだと思います。

このように成功体験を集めてマニュアルを作ってもあまり役に立たないことは多いものです。しかし、これに対して失敗から学ぶということは役に立つことが多いものです。

成功した時にどうして成功したのだろうと考える人はまれですが、失敗した時にはどうして失敗したのだろうと良く考え、反省するものです。

こうして良く考えたことは自分のことであっても他人のことであっても自分が成長するための糧となります。ただ、やはり他人の経験はやはりどこか人ごとだと思ってしまうものですから、自分の経験から学ぶのが一番だとは思います。

ついつい一度上手く出来てしまうと、もうそれについてはマスターした気になってしまうものですが、一度本当にできるようになったのかを確認してみることは重要だと思います。