苦手な分野にも手を付ける

人はつい好きなことを集中的にやってしまうものだと思います。

しかし、そうは言っても、やはり苦手な分野をそのままにしておくことはあまり良いことではありません。

確かに苦手分野に手を付けるのは楽しいことではありません。特に一番難しく感じるのはどうやってモチベーションを保つかということではないでしょうか。

苦手分野は伸びしろが大きい分野でもありますから、伸びている実感さえつかめれば、やるのが楽しくなり、苦手意識がなくなる可能性もあります。

しかし、やはりそこに至るまでは苦しい過程を経ることになります。こういった時は、やることをルーチン化しておいて、まずはあまり考えずに機械的に繰り返すという方法を取るのが良いと思います。

好きでもないことに無理に興味を持つことは難しいことです。それよりも、繰り返しやることでまずはその行為に慣れ、次に能力が伸び始めて自然と興味を持つようになるのを待った方が良いように思えます。

しかし、好きでもないことを繰り返しやるのはストレスがたまるものなので、たまには好きなこととをやって解消するのも良いかと思います。

また、実際に手を付けてみると苦手だと思っていたことでも、案外食わず嫌いをしていただけということに気付くこともあり、こういったことは自分を大きく変える絶好の機会となったりします。

苦手分野があるということは自分がまだ大きく成長する分野が残っているということでもあります。是非今まで手を付けなかったことにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。