多少は無理をしてみる

最近は若い人たちの中にも安全志向が強まっていると聞いています。

減点式の評価が多い日本企業やこの不況下において、確かに失敗を恐れる気持ちは良く分かりますが、それでは成長を望めなくなってしまいます。

確かに失敗しない確実な方法というのは挑戦しないことです。しかし、それでは何も失わない代わりに何も得るものもないということでもあります。

自分を成長させるのに最も有効なことは無理だと思っているようなことに真剣に取り組んでみることだと思います。もちろん成功したら言うことはありませんが、例え失敗したとしても、精一杯力をつくしたのであれば、何か得るものはあるはずです。

かといって、余りに難しいことばかりに取り組むのはモチベーションの維持が難しいでしょうから、どのぐらいのレベルに目標を設定するかということが重要になります。

自分としては、自分の今の能力ではまず実現が難しいだろうが、できたらラッキーと思っているようなことに取り組んでみるのが良いのではないかと思っています。

しかし、初めからできなくても良いと思っていては一生懸命に取り組むことができないことから、取り組むときは真剣にやる必要があります。

この辺のバランスのとり方は難しいでしょうが、これは実際にやっていく中で学んでいくしかないと思っています。

世の中において、成長している人というのは、失敗を恐れず挑戦をし続けているものです。通常、若い時期の失敗はまだ多めに見てもらえることが多いのですから、若い人は是非とも失敗を恐れずに色々なことに挑戦してみてほしいものです。