できない理由を考えない

新しいことに挑戦しようとするときは、誰でも不安に感じるものです。

このように普段と異なることをやるときに、不安や違和感を感じるのは本能的なものですが、これを意識的に乗り越えようとしないとブレークスルーを起こすことはなかなかできません。

人間も動物ですから、本能的に危険なことは避けようとします。ここでいう危険なこととは新しいことを試すということです。新しいことには実績がないので、本能的に失敗するリスクが高いと判断してそれを避けようとしてしまいます。

そのため、新しいことを始めようと頭では思っていても、色々とできない理由を考えてしまってなかなか着手することができなかったりするのだと思います。

この不安を取り除くには、意識してこれらの不安を排除し、実績を積み上げていくしかありません。ここで重要なことは必ず自分なりに成功したと思える所までやるということです。

せっかく着手したのにできなかった、失敗したということになってしまえば、それは悪い記憶として残り、次は本能がさらに強力に新しいことに着手することに拒否反応を示してしまいます。

当初の目標通りでなくても良いですから、落とし所を見つけてでも成功体験としておくことが重要です。また、ここでは他人の評価は関係なく、自分が成功したと思っていれば十分です。

こういった成功体験を積み重ねていくことにより、徐々に新しいことに取り組むときの不安が少なくなっていくのだと思っています。