2010年1月10日再開設。
現在海外赴任中。
普段の生活や会社生活で思いついたことなどを書いていきます。
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英語では、花火はファイヤーワークスといいます。自分の家の近くにはこの花火を扱っている店があるのですが、夏の期間も含めていつもシャッターが閉まっています。
さて、この店は既に潰れてしまっているのでしょうか?
さて、この店は既に潰れてしまっているのでしょうか?
答えは"いいえ"です。いつもはシャッターの閉まっている店も、ある期間になるとシャッターが開き、多くの人が花火を買いに訪れます。
その時期とは11月5日のガイ・フォークス・デイ、あるいはボン・ファイヤーナイトと呼ばれる日の周辺です。この日は国会議事堂を爆破しようとしたガイ・フォークスが仲間の密告によって捕まえられたことを祝う日です。
ガイ・フォークス・デイには、ガイ・フォークスを模したわらの人形などを焼いたり、花火を打ち上げたりします。たくさんの人が家の庭先で花火をするのですが、日本のような手持ち花火のようなタイプはほとんどなく、大きな打ち上げ花火がほとんどです。
この時期にはスーパーにも特設の花火販売コーナーが設けられたりします。
また、大きな公園では花火大会が行われたりします。しかし、11月ともなればイギリスはかなり寒くなっており、寒空の中、震えながら花火を見ることになります。
このように、イギリスでは花火は冬の風物詩となっているのですが、これには夏は日が非常に長く、なかなか暗くならないことも関係しているのではないかと思っています。花火を楽しむには早く暗くなる冬の方が適しているのかもしれません。
自分にとっては、いつも閉まっている花火屋のシャッターが開き、商品が運び込まれているのを見ると、ガイ・フォークス・デイの時期が来たなということを感じます。
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