2010年1月10日再開設。
現在海外赴任中。
普段の生活や会社生活で思いついたことなどを書いていきます。
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さて、中間となる山小屋を越えてさらに登っていきます。道はそれ程険しくないのですが、同じペースで歩き続けるのは結構大変です。
周りの人はのんびり登っている人が多かったのですが、自分はちょっとペースを上げてどんどん抜いて行きました。なまった体を動かすのも今回の目的だったので…。
周りの人はのんびり登っている人が多かったのですが、自分はちょっとペースを上げてどんどん抜いて行きました。なまった体を動かすのも今回の目的だったので…。
このあたりから登山道に積もっている雪も大分多くなってきました。まだ、踏み固められておらず柔らかい雪が残っていたので、足を取られて結構歩きにくかっ たので、なるべく前の人が歩いた所を探しながら登っていきます。
ふと上を見上げてみると、山岳鉄道が止まっているのが見えました。水の補給などの途中休憩かな? と考えながら登っていくことに。後からなぜ列車が止まっていたのか知ることになるのですが…。
山頂に近付くにつれてますます雪の量は増えていきます。このまま登り続けるかちょっと迷ったのですが、周りの人はほとんど気にすることなく登り続けていた ので自分もそのまま登ることにしました。
しかし、それからが大変です。視界は30mぐらいしかなく、眼鏡もすぐに曇ったり、雪が付いてしまうので、足元にある前の人の足跡を見ながら登っていくし かありません。しかも山頂に近付くとさらに道も険しくなってきて、雪も深くなってきました。
本当に引き返そうかと考えたのですが、山頂から下りてきた人にもうすぐ山頂だよと言われてそのまま登ることに…。道の脇が急な坂になっている上に風が強い ので、結構怖い思いをしました。
山頂に続く階段が見えてきたときは本当にうれしかったです。この前山岳鉄道で登った時に休憩した山頂の山小屋はすっかり雪に埋もれていました。本当は登頂 証明書を買いたかったのですが、今回はあきらめるしかありません。
ちなみにこの雪のために線路が雪に埋もれており、山岳鉄道は途中でストップしていました。さっき止まっていたのはこういった理由だったのですね。今回は登 山道も雪に埋もれてしまっていたのでしばらくは線路の上を歩いて行くようになっていました。
いよいよ山頂に到着です。この前来た時とは全く違った景色が…。とても一般の人が気軽に登る山のようには見えません。雪に埋もれた階段を滑らないように注 意しながら慎重に登っていきます。
ついに山頂に到着です! 当然のごとく周りは真っ白で何も見えません。それよりも山頂付近では雪が結構降ってきていたので、早く戻らないとと考えて山頂で のんびりする間もなく下山することにしました。
帰る時も結構大変です。登るときと同じで前の人が残していった足跡しか手がかりがありません。ちょっと道を間違えそうになりながらも何とか雪がひどくなる 前に雪の少ない所まで下りてくることができました。
しかし、かなり急いで下りてきたので足元はぐっしょり…。早く靴下などを換えたくてゆっくり景色を楽しんで下山するという感じではありませんでした。
このようにちょっと大変な思いをした山登り一日目でしたが、それだけに山頂に着いた時の喜びや達成感は大きく、非常に良い経験をすることができました。体 力的にだけでなく、精神的にも鍛えられた気がします。
ちなみに今回の記録は、登り2時間3分、下りは1時間36分でした。
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